大日本帝国陸軍の被服について紹介します。被服とは軍服等の服のことだけではなく、水筒、飯盒、背嚢、靴などの身の回りの装備品も含めた言葉でした。
S&Graf 製の携帯天幕を実物と比較してみました。生地や色味はなかなか良い雰囲気ですが、紐の仕様にはやや難あり。それでも気兼ねなく使えるレプリカとしては十分実用的です。
今回ご紹介するのは、日本軍の兵士が着用していた靴下「軍足」のレプリカです。もっとも、厳密にはレプリカというよりも、現在でも当時とほぼ同じ形状のものが市…
今回紹介するのは、下士官兵の帯刀本分者である帯刀本分兵が使用する日の丸環と剣吊帯です。下士官兵で帯刀したのは主に以下のような人たちです。 騎兵の下士官…
今回紹介するのは、九六式軽機関銃または九九式軽機関銃を装備している軽機班の一番銃手、すなわち軽機関銃の射手が携行していた手入れ具嚢です。 実物、中田商…
今回は、S&Graf製の弾薬盒の紹介と、その修復について書いていきたいと思います。修復についてはちょっとハードルが高めかもしれませんが、こうい…
昭五式水筒は日本陸軍の下士官兵が使用した水筒で、当時の一次史料には「新式水筒」と記載されています。徳利型の旧式水筒が0.6リットルの容量であるのに対し…
九五式軍刀は、日本陸軍の下士官兵の帯刀本分者(騎兵、憲兵、輜重兵など、軍刀を佩用することが規定されている者)が使用した官給軍刀です。 私は、実物の九五…