大日本帝国陸軍の被服について紹介します。被服とは軍服等の服のことだけではなく、水筒、飯盒、背嚢、靴などの身の回りの装備品も含めた言葉でした。
背負袋は大正8年に制式化され、その後大東亜戦争末期まで、ほぼ形状を変えることなく使用されました。今回は、大東亜戦争後半に製造された実物の背負袋を複数紹介し、その品質を比較・確認していきたいと思います。
実物の防寒外套の比較です。防寒装備を使った着装例も紹介します。
防寒水筒覆の実物を使って、それぞれの仕様の違いを比較します。
HIKISHOP製の三十年式弾薬盒を、S&Graf製と比較しながら紹介していきます。
防暑帽の実物を使って、複数の仕様違いの個体を比較します。頭頂部と両側に通気孔のある初期型も紹介します。
九六式防寒帽の実物を使って、複数年代の個体を比較します。実物鼻覆付きの個体も紹介します。
携帯天幕のたたみ方を紹介します。明確な規定が存在しないため部隊ごとに異なる場合もあったようですが、今回は以前私が教わった方法を基に解説します。