日本陸軍の衛生部下士官兵が左腕に着用した赤十字臂章(ひしょう)と、階級章の下に付ける識別章のセットです。
赤十字臂章は、実物と当時の仕様書をもとに、昭和14年制定のものを再現しました。詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
明治41年制定の初期の赤十字臂章では、将校・准士官用と下士官兵用で材質に違いがあり、将校・准士官用はやや上質な素材で作られていました。昭和14年制定のものからはこの区別がなくなったため、本品は軍医や衛生将校の再現にもご使用いただけます。
また、昭和14年以前の臂章では陸軍省ではなく師団司令部などの印が押されている例もありますが、昭五式などの軍装と合わせても問題ありません。
さらに、衛生部下士官兵を再現する際に見落とされがちな濃緑色の識別章についても、昭和18年制定の座布団式階級章に対応した下士官兵用をセットにしました。
着用方法
- 赤十字臂章は軍衣など左上腕部に糸で縫い付けてください。
- 衛生部識別章は、階級章の下側に濃緑色の線が出るように縫い付けるなどしてください。階級章をピンバッチ化している場合は間に挟み込むと簡単に着脱できます。
商品内容
価格:4,000円
- 昭和14年制定 赤十字臂章
- 昭和18年制定 衛生部識別章(下士官兵用)
※商品は赤十字臂章と衛生部識別章のみです。その他参考品であり、商品には含まれません。