運営目的

初めまして。このブログを運営している曹集です。

このブログは、日本軍兵士の軍装をこれから始めたいという初心者の方でも、帝国軍人の軍装を楽しめるように情報を共有することを目的としています。

軍装品、しかも旧日本軍のものとなると、その辺の普通のお店に行っても置いてありません。そのため「どこで売っているの?」とか「何が必要なの?」といった情報を集めることも大変です。

私がこれまで集めてきた実物やレプリカの軍装品を紹介することで、読者の方々が、日本軍リエナクトメントや、日本軍装備でのサバイバルゲームなどに参加して楽しんでいただけるようになれば幸いです。

なお、私は昭和期の日本陸軍の下士官兵の装備を中心に収集しています。そのため、このブログでご紹介するのは主にそれらが中心になることをお許しください。

曹集の略歴

曹集

1984年生まれ。愛知県出身。

3歳頃からプラモデルが好きで、ずっと第二次世界大戦の戦車、軍艦、航空機の模型を作っていました。戦争映画や歴史の本、従軍された方の手記なども好きで、歴史少年として育ちました。

それなりに勉強が得意だったので、東京大学に進学。文学部の日本史学科に入って、自分の好きなことだけを研究していました。当時の近代史の先生は、お二人とも相当な日本軍マニアで非常に勉強になりました。卒業論文は大東亜戦争1末期の日本陸軍の戦車生産について執筆しました。研究者を目指すいうことも考えたのですが、運よくポストが空かないと教授になることは難しいという現実を知り、生活の安定のため、普通の会社員として就職しました。

私が大学生だった2002年から2010年頃までの間は、主にモデラーとして活動していました。今はもう廃刊になってしまったとある雑誌で、新製品のレビュー記事を書いたりしていました。もちろん、専門は日本軍の戦車でした。そのうち機会があれば、このブログの中で日本軍の戦車の模型なども紹介するかも知れません。実際の軍装品を手にするようになったので、当時よりも兵士のフィギュアの再現度を上げることができる気がしています。

私が日本陸軍の軍装の趣味を始めたのは2015年、30歳を過ぎた頃からです。たまたま、友人からサバイバルゲームに誘われたことがきっかけです。よくわからない迷彩服風の格好をしてゲームをするくらいならば、いっそのこと昔から興味のあった日本兵の格好をしてみようと思ったのが始まりです。

2023年に古物商の免許を取得し、競り市にも顔を出すようになりました。最近は軍装品が出てくる機会も減ってきているようで、なかなかいいものに巡り合えません。あくまで趣味の延長の副業ということでのんびり気長にやっています。

ブログタイトル「曹集」の由来

「曹集」というのは文字通り「曹長の収集品」という意味です。

私のコレクションは、諸先輩方に比べれば全く大したことのないものばかりです。ですが、このブログの目的は、珍しい収集品を見せびらかすことではなく、多くの方に日本軍兵士の軍装を楽しんでいただけるように間口を広げることを目標にしています。できるだけ読者の方々が参考にしやすいよう紹介したいと思います。

私は、軍装の再現度を上げるために、破損している実物を修理したり、市販品のレプリカを改造したりする場合があります。それらについても紹介をしていきたいと思っています。

  1. 現在広く日本国内で使用されている「太平洋戦争」という呼称は戦後に作られた造語であり、当時の人々が使用していた用語は「大東亜戦争」でした。現在「大東亜戦争」という単語を使用すると極右的な響きを感じる方がおられるかもしれませんが、当ブログにおいては歴史用語として使用する場合があります。 ↩︎